顔の老化は骨のせい?予防、対策には骨密度を徹底的に強化!

食事・生活習慣について

40歳を過ぎたあたりから少しずつ気になってくる顔のたるみやシワ。

歳を取るとどうして、こんなにも顔に変化が出てきてしまうのか、気になりますよね?

昔は重力のせいで肌がたるむと言われてきましたが、原因はそれだけではないようです。

 

実は顔の老化に大きく影響しているのが骨格であり、加齢と共に縮むことがわかってきました。

顔の骨格が縮むことで、そこにあったはずの額や頬、顎などの皮膚が余ってしまうことからたるみができてしまうのですね。

 

そしてシワが増え、輪郭がぼやけ、こめかみや頬の下部がこけ、目の下は陥没状態に、、。

骨格の縮みには骨密度が深く関係していて、骨密度が低い人は骨格の縮む速度が早いということがわかってきています。

    

どんなに顔のリフトアップのために努力をしても、骨を縮ませてしまっては意味がないのです。

では、どうすれば顔の骨格を縮ませないように骨密度を強化する事ができるでしょうか?

今回は、顔の骨密度を強化する方法をご紹介します。

顔の骨格が縮んでしまう原因は骨密度の減少

骨密度が下がると、顔の骨格は縮み小さくなってしまいます。

では、骨密度を下げる原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

栄養バランスの悪い食事

外食やスーパーなどの惣菜で食事を済ませてしまうような食生活ばかりを続けてしまうと、十分な栄養を取ることも難しく、塩分を多くとりすぎてしまいます。

塩分は摂りすぎると骨に含まれるカルシウムを排出する原因になるため、過剰な摂取は控えましょう。

過度の運動不足

体を動かさなくなると、骨の吸収が促進され、使わない骨は壊されてしまいます。

どんどん運動ができなくなる状況となり、骨の破損が加速するという悪循環を引き起こすのです。

軽い運動で骨に刺激を与えるようにすることが骨密度を強くするので、意識してみてくださいね。

過度のアルコール摂取

アルコール摂取による利尿作用はカルシウム排出の原因となり、骨の形成を妨げます。

お酒が好きな人も過度のアルコール摂取は控え、適度に摂取するようにましょう。

喫煙

喫煙は女性ホルモンの不足と、カルシウムの吸収率を下げ、骨密度を低下させてしまいます。

また、ビタミンCの栄養素も壊してしまい、お肌にもよくありません。

これ以外にも悪影響を与える喫煙は、絶対に推奨できないため、将来を考えると禁煙が望ましいですね。

無理なダイエット

無理なダイエットをすることで栄養不足になり骨が弱くなります。

専門家の指導の元行うダイエットではそのリスクも下がりますが、自己流で行うダイエットではそれ以外にも弊害が出る可能性があるのです。

 

例えば、10代で過度のダイエットをしてしまうと20代までに必要な骨量を十分に達することができず、閉経前に骨粗しょう症になってしまう危険性が高くなってしまいます。

なので、ダイエットは必要な栄養を十分に配慮した上で行うようにしましょう。

女性ホルモンの減少

女性ホルモンには骨密度を保つ働きがあるので、減少すると骨密度が著しく下がってしまいます。

特に40代後半、閉経後に女性ホルモンは一気に減少するため比例して骨密度も減少するのです。

これが、骨粗しょう症の引き金にもなるため、リスクを考慮する必要がありますね。

40代が骨密度の分かれ道

骨粗しょう症に関して、高齢者がかかる病気だと思われがちですが、40代から気を付けなければならない病気です。

女性ホルモンのバランスが崩れる40代は、骨の老化を加速させる時期であり、一度減ってしまった骨は元には戻りません。

 

この時期にケアをするかどうかで、将来の骨密度は大きく差が開いてきます。

老け顔にならないためにも、今からしっかりとケアしていきたいですね。

骨密度強化計画

それでは、顔の老化の原因である骨格の縮みを防ぐための予防、対策方法をご紹介します。

年齢に関係なく今から始めることが大切ですよ。

カルシウムを意識した食事

骨に必要な栄養素はサプリメントには頼らず、できるだけ食事から摂るようにしましょう。

なぜなら、カルシウムはそれ単体で摂取しても吸収され辛い特徴を持っているからです。

なので、カルシウムと吸収を促進する栄養素も一緒に摂取することを心がけましょう。

 

チーズやヨーグルトなどの乳製品にはカルシウムの他にタンパク質も豊富でおススメです。

果物に含まれるビタミンCとβクリプトサンチンは骨を形成し骨密度を高くする重要な栄養素が含まれています。

 

また、鮭やサンマ、きのこなどに含まれるビタミンDはカルシウムの吸収を助けます。

納豆、卵、ほうれん草などビタミンKが豊富な食材は骨のコラーゲンを増やす働きがあるので、一緒に摂取したいところですね。

 

さらに、モロヘイヤ、パセリ、ブロッコリーなどの野菜には葉酸が多く含まれ、血と骨を作るのに有効な食材と言えます。

逆にインスタント食品や加工食品には添加物としてリン酸が多く含まれていて、尿からカルシウムを排出させてしまったり、カルシウムの沈着を妨げてしまうので、なるべく控えるよう心掛けましょう。

よく噛む

口から摂った栄養が吸収されやすいように、よく噛むことを意識しましょう。

骨を強くするには適度な衝撃が必要で、よく噛む事は顔の骨にも刺激が加わり骨密度強化に有効なので、ガムを10分間噛み続けるだけでも十分効果的ですよ。

早食いの人は、これを機に食べるスピードを見直してみてくださいね。

適度な運動

運動で骨に適度な衝撃を与えることが、健康な強い骨を保つ上で有効です。

例えば、無理のないウォーキングやジョギング、有酸素運動のエアロビクスは全身の骨に負荷がかかるため、効果が期待されます。

 

運動をする時間がない人は、デスクワークの合間にスクワットを取り入れたり、エレベーターに乗らず階段を利用するなどして少しでも骨に負荷をかける動作を意識をしましょう。

ただし、過度な運動による衝撃で骨が折れてしまう可能性もあるため、無理な負荷はかけすぎないようにしてくださいね。

かかと落とし運動

この運動は自宅の隙間時間にもできるので、外で運動などをする機会がない方にはおススメの運動です。

やり方は姿勢を良くして立ち、そのままゆっくり大きく真上に伸びたあと、一気にストンとかかとを落とすだけ。すごい簡単ですよね?

 

これを1日30回を目標に毎日継続してください。

30回を一度でするよりも10回×3セットのように、こまめにする方が負担が少なく長続きできます。

まずは、テレビを見ながらなど少しの時間の隙にやってみましょう。

地味な運動ではありますが、骨密度を保つだけでなく、動脈硬化などの病気にも有効とされ大変注目されている運動です。

適度な日光浴

紫外線はお肌にはとても害のあるものですが、ビタミンDを体内で形成するためには日光浴は欠かせません。

以前に小さな子供の間で「くる病」が流行りましたが、それは紫外線対策のしすぎによるビタミンD欠乏症が原因とされています。

つまり、全く日光を浴びないというのも問題があるのです。

 

また、子供だけの問題ではなく大人も「骨軟化症」という名で発症する可能性があるので、過度な紫外線対策をされている方は、少しだけ注意してください。

少し加減が難しいですが、骨を強化するためには一日に適度な日光浴をしましょう。

日光を浴びる時間は一日最低15分間、そして直接日光を浴びない木陰でも良いとされていますよ。

エクオールサプリメント

今注目されているエクリオールという成分。

エクリオールは女性ホルモンと構造が似ているため、体内で女性ホルモンと似た働きをしてくれます。

骨密度を保つために必要な女性ホルモンが減少してきた時にはとても有効な成分です。

 

エクリオールは大豆イソフラボンを腸内細菌の作用でエクリオールに変化させるのですが、それを体内で作りだせる日本人は全体の約50%と言われています。

体内でエクリオールが作り出せない人は、いくら大豆製品を多く食べても成分は形成できません。

エクリオールに不安を感じたら、エクリオール配合のサプリメントを利用すれば女性ホルモンを補えます。

たくさんのサプリメントが販売されているので、価格や成分などを確認して自分にあったものを選びましょう。

まとめ

顔の骨格が縮むには食事や運動不足にホルモンの減少など、様々な事が原因となっていました。

少しでも顔の老化を遅らすためには、骨格の骨密度を強化することが大切です。

 

加齢と共に骨の量や骨密度が減ってくるのは仕方のない事ではありますが、それを最小限に抑えることができるかは、今の自分次第。

化粧品だけを頼りに顔のシワやたるみを考えていては何も意味がなく、老化をストップさせることはできません。

 

未来の自分に向けて、今かからできることはたくさんあります。

まずは普段の生活を見直して、骨密度を強化するためにできることからやってみましょう。

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