お風呂でアンチエイジング!正しい入浴方法でエイジングケアを!

入浴と美容

毎日の入浴が、エイジングケアに役立つということを知っていますか?

実はお風呂の入り方を少し意識するだけで、肌年齢にグンと差がつくんです。

どうせならお肌のために、正しいエイジングケアを兼ねた入浴をしたいですよね?

 

そこで、今回は簡単に試せて高い効果が得られると評判のエイジングケア入浴法を

  • 入浴前
  • 入浴中
  • 入浴終わり
  • 入浴後

それぞれのフェーズに合わせてご紹介するので、気になるものから取り入れてくださいね!

入浴前に行う2つのエイジングケア

1杯の水を飲む

浴室は温度と湿度が高く汗をかきやすいので、水分が足りないと肌の乾燥や脱水症状を起こす可能性があります。

また、老廃物を流すデトックス効果を高めるためにも、コップ1杯の水を飲んでから入浴しましょう。

髪も体もブラッシングをする

入浴前に髪と体をブラッシングすることで、エイジング効果が期待できます。

髪をブラッシングすることで髪に付着した汚れを浮かせるだけではなく、頭皮のマッサージ効果も得られるのです。

血流が良くなり栄養が隅々まで行きわたるので、頭皮環境が整い薄毛予防にもつながります。

 

また、ボディをドライブラッシング(乾いた状態でブラッシング)することで、古い角質を取り除いたり、血流を促進する効果が期待できます。

肌がワントーン明るくなり、すべすべ・つややかになるなどのメリットがあります。

入浴中に行う5つのエイジングケア

シャワーではなく湯船に浸かる

毎日忙しく過ごしていると、つい湯船に浸からずシャワーだけで済ませてしまうこともありませんか?

でもこれは、エイジングケアとしてはおすすめできません。

湯船に浸かることで冷えを解消し体を芯から温め、血流を促進する効果があります。

肌への栄養は血液が運んでいるので、血行促進は美肌への第一歩なんです。

 

また、湯船に浸かることで、老廃物の排出が促進されたり、水圧によるマッサージ効果が得られたり、消費カロリーがアップしたり、肩こりや腰痛が緩和されたりなどのプラスの効果も期待できます。

湯船に浸かる効果効能を侮るなかれ、ですね!

お湯の温度に注目する

毎日の入浴なら38~40度がおすすめ

湯船のお湯の温度は、少しぬるめの38~40度がおすすめです。

熱すぎずじっくり浸かることができるので、体を芯から温めることができます。

また、自律神経を交感神経から副交感神経に切り替えることができるのでリラックスでき、ストレス解消やお風呂上がりの安眠効果も期待できます。

HSP入浴法なら40~42度で

HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法を知っていますか?

40~42度のお湯に浸かることで、体に熱刺激を与えてHSPをつくりだすエイジングケア方法です。

HSPとは、熱刺激を受けることによって体内でつくられるたんぱく質で、傷ついた細胞を修復する働きや、免疫力アップ、エイジングケアなどの効果が期待できます。

 

効果は入浴後3日程度持続するので、週に2回ほどのスペシャルケアとして取り入れることをおすすめします。

入浴後10分間は体温を維持する必要があるので、お風呂上がりに体を冷やし過ぎないことが大切です。

また熱めのお湯につかるため、脱水症状を引き起こさないためにも入浴中にも適宜水分補給を行いましょう。

入浴時間は15~20分がベスト

通常の入浴法も、HSP入浴法も、湯船に浸かる時間は15~20分がベストだと言われています。

長く浸かれば浸かるほど、肌やダイエットに効果的だと思いがちですが、実はそうではありません。

長時間の入浴は、肌のうるおいを守る皮脂を取り去ってしまい、体温上昇も手伝って肌の水分が蒸発しやすくなります。

その結果、肌が乾燥状態に陥りやすくなるので注意しましょう。

 

ちなみに、長時間の入浴で体重が減少するのは、体内の水分が汗となって排出されるためです(サウナも同じ原理ですね)。

ですので、美肌のためにも、湯船に浸かる時間は15~20分程度をおすすめします。

入浴剤を使って効果を高める

入浴による美容効果を高めるポイントのひとつに、入浴剤を使用する方法があります。

水道水には塩素が含まれているため肌に良い水だとは言えませんが、入浴剤の多くには塩素を除去する成分が含まれています。

更に、保湿効果や美肌成分が配合された入浴剤を使用することで、湯船に浸かるだけで全身のスキンケアにも期待でできるのです。

 

また、入浴剤代わりに使用できるアイテムとして、日本酒や牛乳、重曹、塩、はちみつ、柚子などがあります。

お湯をやわらかくして肌あたりを良くする効果や、体を温める効果に期待ができますよ。

パックをするなら汚れを落とすパック

湯船に浸かっている時間を利用して、パックを行う方も多いと思います。その際に注意したいのがパックの種類です。

パックにはいつくかの種類がありますが、大きくは美容成分を浸透させるものと、汚れをとるものの2種類に分けることができます。

 

入浴中は汗をかきやすく、デトックスに適した時間です。

せっかく美容成分がたっぷり配合されたパックを使用しても、汗や蒸気で流されたり、浸透しにくくなるので、入浴中にパックを使用するのなら汚れをとるタイプのパックがおすすめです。

入浴終わりに行う2つのエイジングケア

冷水シャワーで引き締める

お風呂から上がる直前に、冷水シャワーを浴びることでエイジングケアに期待ができます。

入浴で温まった体に冷水を当てることで、肌の引き締め効果や、新陳代謝アップによる美肌効果が期待できるのです。

ポイントは冷水をかける前に充分に体を温めておくことと、いきなり体に冷水をかけないこと。

急激に冷水を浴びると、心臓に負担をかける可能性があるので注意しましょう。

 

冷水シャワーは、手首・足首からスタートし、膝・肘、太もも、お腹など、心臓から遠い位置から徐々に体の中心に向かってかけていきます。

美肌効果に加え、免疫力を高める効果や、リフレッシュ、疲労回復、脂肪燃焼効果なども期待できます。

スキンケアは浴室内で行う

入浴で肌が潤ったような気になりますが、入浴後の肌の水分量は、入浴前よりも少なくなると言われています。

原因は、肌のうるおいを守る皮脂が流れ落ちていることや、体温が上がり水分が蒸発しやすくなっていることです。

 

そのため、入浴後の肌の乾燥を防ぐために、お風呂から上がる前に浴室内でスキンケアを行うことをおすすめします。

肌が少し濡れた状態で顔と体にオイルを使用したり、インバスタイプの美容液を使用すると良いでしょう。

入浴中のスチーム効果を逃すことなく、肌に水分を閉じ込めることができます。

入浴後に行うエイジングケア3選

タオルでゴシゴシこすらない

バスタオルで体を拭くときの「拭き方」にもコツがあります。

タオルでゴシゴシこするように拭くのではなく、タオルを肌に押し当てて水分を吸収させるように拭き取りましょう。

入浴後の肌は、皮脂が流れ落ちてデリケートな状態になっています。

ゴシゴシこすると摩擦でダメージを与えるので、やさしくていねいに拭き取ることが大切ですよ。

ビールよりも1杯の水を飲む

入浴後は、良く冷えたビールを飲むことを楽しみにしている方も多いと思います。

でも、エイジングケアの方法としては、おすすめできません。なぜなら、アルコールは液体ですが、水分補給にはならないからです。

入浴によって失われた水分を補給するためにも、まずは1杯の水を飲みましょう。

このとき冷蔵庫で冷やした水や氷入りの水を飲むと、せっかく温まった体が冷えてしまいます。

常温の水や、お湯を水でうすめたものがおすすめです。

素早くスキンケアを行う

先ほど紹介した通り、入浴後の肌は乾燥しやすい状態です。

そのため、ゆっくりと体を拭いて、ゆっくりと服を着て、ゆっくりと髪を乾かしてからスキンケアをしようと考えていると、その間に肌の水分はどんどん失われてしまいます。

手早く体を拭いて服を着て、スキンケアを行いましょう。

また、体を拭いたり、服を着たりしている間に肌の水分を蒸発させないためにも、やはり最初の保湿ケアは浴槽内で行うことをおすすめします。

まとめ

入浴法を少し意識するだけで、効果的なエイジングケアが期待できます。全てを一度に行うのは難しくても、ひとつなら簡単にとりいれられるはず。

今のお肌に不満があるなら、これまでの行動や習慣を変えてみてくださいね。

気になる入浴法や簡単にできそうな入浴法からスタートして、徐々に数を増やし若々しい肌を保ちましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました